【北極圏自転車旅】ダルトンハイウェイから帰還しました!

へーーい。ダルトンハイウェイから生きて帰ってくることができました!

ダルトンハイウェイってのはつまりこんなとこ↓

ダルトンハイウェイ (英 : Dalton Highway) は、アメリカ合衆国の道路。アラスカ州を通る全長666kmの道路である。ドルトンハイウェイと表記される場合もある。北極海へ通じる唯一の道路であり、油田開発のために建設された道路である。一部区間は舗装されているが、大部分は未舗装である。沿線は人口希薄地帯であり、コールドフットなどいくつかの小さな村があるのみである。

アメリカがアラスカの土地を買ったのは油田があったからってなんとなく聞いたことありますよねー

つまり、アラスカの歴史を知るためには油田へ繋がる産業道路このダルトンハイウェイを走っておく必要があるんです!(たぶん)

てことで行くことになったわけですが、地元の人には今の季節のダルトンは凍え死ぬからやめろと止められました・・・。

なんでもダルトンハイウェイは自転車で走る最も過酷な道の一つでもあって、フェアバンクスから北には食糧を補給できる場所がないらしい。(フェアバンクス在住のフィリップによると)

さすがに21歳になったばかりで死ぬのは嫌なんで2日間は僕たちも悩みました。

結果、『行けるとこまで行って、そこを僕たちの北極圏とする!』ことにしました。

すぎた

行くしかないんじゃ!
わしらは北極圏とオーロラのためにアラスカに来とんじゃ!

えぐち


てことでまずはフェアバンクスのビジターセンターで情報収集

ここのスタッフは親切でなんでも教えてくれます。
この時も『今のダルトンは自転車で行くところではないよ!』と教えてくれました。

それから祥平の自転車が初のパンクをするなど不吉なことも起きました。

先が思いやられる・・・。

フレッドマイヤー(スーパー)でたくさんの食糧を買い、北極圏までの往復に備えます。

この画像×3くらい買って、だいたい7日分を用意しました。要らない荷物はフェアバンクスのコインロッカーへ。


いよいよ北極圏へ走りだすわけですが、まずはダルトンハイウェイではなく、エリオットハイウェイを走ります。

↓エリオットハイウェイ

すぎた

いきなりダルトンじゃないんかーい!

とツッコミを入れて2日かけてエリオットハイウェイを抜けました。

エリオットハイウェイは坂ばかりですが、僕と祥平でも走れました。ビビることはないです!!

アラスカ入ってからテントからの眺めはいつも綺麗ですね。


いよいよダルトンハイウェイに入りました!ここからは基本ダート道です。

記念に一枚。

この看板までの坂が一番キツかった〜。

進む進む!

ダルトンハイウェイといえばアップダウン。ダウンは寒さに怯え、アップは自転車を押して進みます

3日目にユーコン川が見えた時は感動しました。

やっぱり凍ってる・・・。

ユーコン川にはガソリンスタンドとレストランがありました!といっても小さいもんですが、板チョコなどのスナックを買うことができます。

ここの店員によると僕と祥平は2018年で初めてのサイクリスト。祝福されました。(でも僕は知っている。本当に頭のおかしいサイクリストは補給などせず厳冬期のダルトンを走ることを。たぶん。サイクリストだから一人はいそう。)

なんだ食糧の補給も水の調達もできるじゃないか!とツッコミを入れておきました。

僕たちは雪も食べるし、トイレの水も飲めるので水の調達は簡単です。

一日の楽しみは飯。アンカレッジから3週間自炊し、パスタは絶品レベルまで進化しました。

なんとマイルポスト60地点には飲み水を確保できるキャンプ場がありました。(この季節の客はゼロ。テントサイトも全面雪。ですが水は年中確保できる!)

イージーすぎるぜダルトンハイウェイ!と祥平も言ってました。

ユーコンを抜けるとV字の坂が何個かありますが画像では伝わりません・・・。

これがジェットコースターみたいで大迫力。

マイルポスト90地点からステージが変わりました。

でもまだ進めそうです!!イージーイージー!

って、ええ!!北極圏まで20マイルにしてダルトンが本気を出してきました。

風が強く、明らかにフェアバンクスとは気候が違う・・・。

こんなん死んじゃいます!

フィリップの言った通り、まだダルトンハイウェイには来てはいけなかった。

すぎた

よーし、ここが僕たちの北極圏!

と決めたいところですが、本当の北極圏までは残り20マイル。

すぎた

自転車押してでも行っちゃるわい!

と若さ溢れる危ない思考で進みました。皆さんは真似しないようにしましょう。

そのあと、吹雪地帯でも一泊しました。

翌朝はたまに晴れ間が出ますが、10分おきに雹と大量の雪が降ってました。

正直、寒い!だけども死にません。

靴下も濡れると低体温症になるのでビニール袋を装備。見た目なんて二の次だ!

凄まじい斜度の坂を下ります。

ビーバースライド(壁のような坂には名前がついています。)にてアドベンチャーサイクリストぽい写真を撮っておきました。

ダルトンには大きなトレイラーが15分に一回くらい走ってました。泥水シャワーと石をプレゼントしてくれます。

 

そして!!!僕たちはArctic Circle(北極圏モニュメント)に到着しました!!!

最後の坂、フィッシュクリークを超え、祥平さんもこの表情。

2018年5月2日、フェアバンクスから走り始めて5日目。

晩冬期のエリオットハイウェイ、ダルトンハイウェイを走り、最後の20マイルは吹雪を乗り切り、無事に北極圏まで到着しました!

2018年初めの北極圏到達サイクリストじゃ〜!!確かにまだ自転車でくるべき場所ではなかったー。

5回くらい死ぬか思うたー。靴底に凹凸のないスニーカーとクロックスで寒さを舐めきった男二人が成し遂げた快挙です。

やったー!

祝福のハイチュウ。僕たちのとっては大贅沢です。祥平と半分こして食べました。

実はこのハイチュウ、ダルトン50マイル地点で出会ったキャンピングカーに乗った日本人の方からいただきました。

ダルトンを走るキャンピングカーなんて珍しいなーと思っていたらなんと日本人。アラスカではアジア人も珍しいですが、まさかダルトンで最初の日本人のお会いするとは〜。って感じでした。

とっても良い方で、あちらも僕たちが日本人ぽいな〜と思って止まってくれたそうです。すごい奇跡!

ぜひ、またお会いしたいです。

 

はて、北極圏についたはいいが帰りどうする・・・。

袋麺を丸かじりしながら考えます。

吹雪中をもう一度進むのか・・・。考えたくもないな・・・。
幸い、食糧と水はたっぷりある。

でも、一度見た景色の中もう一度戻るのはやっぱり億劫。

 

 

あ、車に乗せてもらおうぜ。

それだーーーー!!!

 


次回、北極圏でヒッチハイク!?僕たちはダルトンハイウェイから帰れるのか!!??編です。

【ダルトン自転車旅】トレーラーをヒッチハイク!?奇跡のフェアバンクス帰還

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