アメリカの国境まで20キロ弱
なんとか野宿スポットを見つけて朝を迎えることができた。
今日はいよいよアメリカに再入国する。
こんなに怪しい外国人をアメリカの入国審査官は通してくれるのだろうか?(僕なら入国拒否する)
アメリカの渡航認証ESTAについても不安が残る。アラスカ入国時に発動させた90日間をカナダで消費したはいいものの、隣国カナダのみの滞在では滞在日数がリセットされず再入国許可がああああぁぁああ!!!!!おナヤコテヒネヒユコヤヌコツなら「ツソ「やぬなぬこはやケルコ」ヌコ、、、、、、
なにかと色々あるらしい。
そもそも渡航認証だし、飛行機の話じゃないの?陸路は関係あるの?
とか分からないことも多く不安でいっぱいのアメリカ再入国チャレンジ
えぐち
すぎた
えぐち
入国審査で1番困る質問。
「滞在先はどこですか?」
さすがに「野宿だよ」と答える訳にはいかない。
対策としてアメリカ側国境近くのキャンプ場の名前を覚えておくことにした。
頭の中でイミグレでの会話をイメトレしてるとあっという間に国境に着いた。
カナダよ。ありがとう。さよなら。
自由の国アメリカはすぐそこだ。
アメリカへ入国しようとする車が列をつくっていた。
ごめんね。僕たちは自転車なので待ち時間ゼロでイミグレまで行けるだ。ハハハハハ!!😄
はじめて車に勝利した瞬間である。
国境をササっと通過し、すぐにイミグレに到着。
いよいよ入国審査が始まった。
審査官「ESTA持ってる?」
ぼく「持ってます」
審査官「どこからきたの?貯金はいくらあるの?いつアメリカを出るの?帰りの航空券は?」
ぼく「北極圏から自転車で旅してて〜〜、貯金は〇〇円くらいで〜〜〜、メキシコに抜けるから航空なしで〜〜〜、あ、たぶんテキサスかアリゾナ?そこから抜けて〜〜、2ヶ月くらいの滞在予定で〜〜〜、今日はキャンプ場に泊まって〜〜〜」
審査官「cool!」
アメリカ再入国成功
勝因は入国審査官に恵まれたこと。
何人かの旅人からアメリカ陸路再入国で帰国指示を食らったり、5時間通してもらえなかったり、という話を聞いていたので正直ビビっていた。
今回は話のわかる入国審査官のおかげで10分でアッサリと入国することができた。
すぎた
えぐち
イミグレを突破し、ワシントン州に入った。星条旗いっぱいの町並みがアメリカらしい。
やっぱりカナダとアメリカは雰囲気が違う。
なんとも説明しづらいが、カナダは綺麗でアッサリしたイメージ。アメリカは色んな人が入り混じったカオスなイメージ。
うーん、僕はカナダが好きだったのかもしれない。でもアメリカも好き。
今日のスポンサーフラッグ@北米大陸 のコーナー
JACCの白木です。
案外簡単に国境パスできたんですね。
僕も少し緊張しながら読まさせてもらいました。
これからの旅も楽しみにしてます。